「急性前壁心筋梗塞」で障害厚生年金3級を受給できたケース

相談者について

相談者:男性(60代)/会社員

傷病名:急性前壁心筋梗塞

決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級

支給月から更新月までの総支給額: (年間受給額:約119万 遡及額:約477万)

相談時の相談者様の状況

 相談者様は、発症した当初は夜間に胸が痛むなどの症状が出るようになりましたが、あまり気にせず受診をしていなかったそうです。しかし、ある日の仕事中に突然胸が苦しくなり職場で倒れ、その日は仕事を早退したそうですが、その日の夜に再び胸が苦しくなり夜間の救急病院へ搬送されました。急性心筋梗塞と診断され即日入院、緊急カテーテル治療を受けて約1ヶ月後に退院しました。その後、仕事の転勤もあり病院を転々としながら治療を続け、階段の昇り降り等で息切れをすることはあったそうですが、就労は継続されていました。しかし発症から8年程経った頃、気分の悪さを自覚するようになり受診すると、以前ステント留置した同部位でステント血栓症を発症していることが分かりました。カテーテル治療を受けましたが、その後からは少し動いただけでも息切れしやすく、階段の昇り降りや走ることは困難で、以前より大幅に行動範囲が狭くなったとのことでした。

 

相談から請求までのサポート

 今回は認定日請求をするため、認定日当時の診断書を当時の主治医に作成していただくことから作業を始めました。幸い当時のカルテも残っており、当時の主治医の協力も得られたため、スムーズに診断書を作成していただくことが出来ました。

 また相談者様は、発症してから何度か転勤をされており、転勤先でも通院を続けておられたため、全ての病院での通院歴を確認し、調べた通院歴をもとに、申立書の作成を進めました。

 

結果

 裁定請求から約3か月で障害厚生年金3級の受給が決定し、遡りの一時金として約477万円の受給が決定しました。

 心筋梗塞については人工弁や人工血管等と異なり、たとえステントを留置していても必ず3級に該当するということはなく、自覚症状や他覚症状や検査結果等により総合的に判断されます。ご不明点がおありの方や、より詳しく知りたいという方はお気軽に当センターまでご相談ください。

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