「統合失調症」で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談者について

相談者:男性(20代)/無職

傷病名:統合失調症     

決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

支給月から更新月までの総支給額:約273万(年間受給額:約78万 遡及額:なし)

相談時の相談者様の状況

 相談者様に症状が現れ始めたのは、就職してからだったそうです。高校を卒業後、ホテルに就職したそうですが、仕事に適応できず1ヶ月で退職、その後は派遣会社に登録し様々な業種を転々としていたそうです。そうする中で、不眠や不安、抑うつ気分等を自覚するようになりました。また、他人の視線が気になり、他人が自分の悪口を言っていると感じるようになりました。それを見たご家族が心配し、受診することを勧められたそうです。月に1回の通院を続け、妄想や幻聴はやや改善されました。しかし、対人緊張が強く、働きたい気持ちはあるものの行動に移すことが出来ず、人混みが苦手で外出も難しいため、自宅に引きこもりがちな生活を送っておられました。

 

相談から請求までのサポート

 初診から同じ病院に通院継続されているため、診断書のみの依頼で請求することができました。相談者様は請求時、初診から5年経っておらず、申立書作成もスムーズでしたが、日常生活でご家族から多くのサポートを受けておられるため、その旨をしっかり記載するようにしました。

 

結果

 裁定請求から約2か月で障害基礎年金2級の受給が決定し、次回の更新月までに約273万円の受給が決定しました。

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