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相談者様について

相談者：男性（40代）／障害者雇用

居住地：宮崎市

傷病名：2型双極性障害

決定した年金種類と等級：障害厚生年金2級

支給月から更新月までの総支給額：約379万（年間受給額：約175万　遡及額：なし）

相談時の相談者様の状況

相談者様は高校を中退後、大阪で身内が経営する居酒屋でアルバイトを10年ほど続けましたが、職場での人間関係や事務的なミスが原因で疲弊し、地元の宮崎に戻りました。すぐに家業の介護施設で就労を始めましたが、そこでも同僚との人間関係を上手く築くことができず、管理者としてのストレスも感じていたそうです。それが原因で抑うつ状態、不安感、不眠、睡眠時にうなされることも頻繁にあり、手の震えも気になり始め、精神科受診を思い立ったとのことでした。
　相談者様は以前ご自身で障害年金を請求しましたが、請求時の障害の状態が受給対象に該当しないという理由から不支給という結果になってしまいました。しかし、その後も障害者雇用で仕事を続けていましたが、症状は変わらず抑うつ状態、不安感、自殺念慮もあり自傷行為等からなかなか抜け出せない状態であるため、もう一度障害年金の請求をされたいということで当センターにご相談に来られました。

相談から請求までのサポート

まず前回請求された際の書類一式の内容を確認し、不支給となった原因を絞り込んだ上で、診断書の作成依頼や申立書の作成を進めてゆきました。

結果について

裁定請求から約2か月で障害厚生年金2級の受給が決定し、次回の更新月までに約379万円の受給が決定しました。

障害年金は一度請求して不支給となっても、65歳になるまでであれば再度請求することが可能ですが、再請求の際にはやはり、不支給となった原因をある程度絞り込んだ上で手続きを進めることが重要となってきます。再請求に不安を抱えていらっしゃる方は、どうぞお気軽に当センターにご相談ください。